ひとつの現実について/
ジム・プリマス
混沌の中で
古ぼけた
言葉を
ならべて
煤けたダンスを踊る
明日のことは誰かが?
目の前で
見せつけられても
僕は首をふる
子供みたいに
膝をかかえて
見えないベールに
包まれたまま
博物館にでも飾ってくれ
現実に戻る気になるまで
戻る
編
削
Point
(3)