ニカラグア競争男/カンチェルスキス
 
人たちって感じするんだけど、それだと、じゃあ、90%は昭和ゼラチン祭りってことで、
けっこう宇宙警察だな」
「なあ、おっさん。おれは歩いてるよ」 
 おれは歩いていた、地平線が消えても、夜空のゴンドラが墜落しても、
 海岸に近いから、にきび面で、松林の間の散歩道を、描写するのもめんどくさいが、
 ふわふわしてるウミネコから天下統一の気運を感じて、金属片のおれは、
 ちょっと羨ましかったし、目指そうと思った、?どこに。
 わからん、わかりません、火葬場とか、ジャングルジムとか、双葉書店とか、
 消えてなくなることは、ムーディー、焼きそばの紅しょうがだし、やっぱ。
「なるほど、オレに
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