no title/一絵
大きい目。とにかく大きい目。
俺があの女への印象を語るとしたらこの一言に尽きる。
大きい目。とにかく大きい目。
小さい体のくせに胸だけは酷くでかい。
ほっそいウエストにどうやってあんなでかい胸がくっついてるんだ!
(しかも2個もついてるんだぜ!)
俺のダチはその女を愛してやまなかった。
しかもあいつはブッサイクなくせにその女を自分のモノにしていたのだ。
「俺は本当にコイツを愛してる。」
あいつはそういうと女の頭を撫でた。
俺の目は相変わらず女の胸に集中している。
しかし女は恥じらいもせずただにこにこと微笑んでいるだけだった。
「無口なんだな。」俺が言うとあいつは「そ
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