詩を書く時の苦しさ/はじめ
 
 想像力の無い頭を絞り出す
 せっかく三十編近くも詩を書いたというのに
 こんな出だしじゃ身も蓋もない
 自分の限界を背中で感じている
 はぁ やっと楽になってきた
 ここまで書ければあとはらくになったも同然なのだ
 真夜中の 丘が見える
 僕はそれを思い出すととても不思議な気持ちになる
 歌の歌詞だ
 それが映る
 そこには丘以外何もないけど
 星空がとても綺麗だ
 月も出ている
 こんなことを思い出すのは今だけかもしれないけど
 書かなきゃいけないという気持ちが強いものだから
 もう一遍調子に乗ってきたので書こうと思う
 詩には不思議な魔力がある
 詠み手のほ
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