「さよなら、愛しい君」/和 路流(Nago Mitill)
瞳を閉じた、夜空の下の君
君が、その目を開く、次の瞬間
僕は自分が どうなっているか、この頃 不安なんだ。
君が本当に涙を止めるまで
もし、僕がここに居られないとしたら、 ごめん、あやまるよ。
君は生きていって
さあ、前を向いて
僕の愛する君の命は、とても とても 美しいのだから。
何かを失うのが、今の僕には とても怖いんだ。
歳を とったせいかもしれない、
これまでに得たものを失うのが、僕には怖い。
でも、それは僕だけのものじゃなくて、
きっと、君にもある不安だね。
色々なものを失っていくのが、人生なんじゃないかと
君は思うかもしれ
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