自分に向けて放つ言葉/流希-Яuki-
17歳の君へ
自分が大嫌いと言っていた
悲しみにぶつかっては崩れそうだった
強い意志は持てるようになったかな
僕が詩を書き続けた意味
それが伝わるかな
ずっと追い求めていた姿は
詩の中に潜んでいた
誰かの為に僕の詩は存在していない
いつまでも自分に語るように作られていたよ
限りなく涙を滲ませた文章に
光を探して
それが何かを探していた
孤独という闇
全てを罪と哀しく例えて
苦痛を浴びるように自分を壊していた
失うことで何かを得ようとしていたのかな
空に自由を
地下に未来を
未来に光を
希望という言葉を使って
前を向いて歩こうとしている
そんな姿が儚いなが
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