詩を書くことで・唄を聞くと・新しい詩/はじめ
 
 唄を聞くと無性に詩が書きたくなる
 唄の世界に憧れ 世界を創造したくなる
 唄を心の中に留め 僕の身体が詩へと溶けていく
 身体を通してこの詩を書いている
 唄を核にして大きな殻を持った詩を創っている
 そんな感覚が詩を書く時にはある

 世界の暗闇の片隅で詩の素材達が眠っている
 もっと楽しく詩を書こうと思う
 苦しい時に詩を書くのは止めようと思う
 もちろんどうしても書かなきゃいけない時があるけれども
 何も思いつかなくても手は動くものだ
 どこの世界でも暮らしていけない僕の詩
 あきらめずに詩を書き続ける
 心の故郷にいつか行く為に
 僕はそこで新たに生まれ変わり詩を書くだろう
 新鮮な空気を胸に吸い込み 目を覚ます
 僕はそこに永住するだろう
 永遠に創作を続ける為に
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