詩を書くことで・唄を聞くと・新しい詩/はじめ
詩を書くことで傷ついた心を治療したい
詩を書くことで心が癒えないならば
詩を書かないほうがいいのではないか
詩から離れる時 愛おしさを感じる
僕にとって詩とは切っても切れない関係なのだ
その詩を書くことで傷をつくり
書くことで苦痛を味わう
僕は詩を書くことに向いてはいないのだろうか
心に瘡蓋を作りながら詩作に励む
苦しいがその後には快楽が待っている
今がその快楽の時だ
瘡蓋など存在しないかのように心の内部はつるりとしてて重圧だったもやもやも無くなり晴れ渡っている
平穏だ
極楽過ぎて何を書いていいのか分からない
しかしあせりはない
唄
[次のページ]
戻る 編 削 Point(2)