無関係/
山崎 風雅
乾いた太陽の光を浴びて
胸に光る星のまぶしさ
艶やかな新緑がスタートラインで待っている
昨日までのこと
風船のように大空に舞いあがって
すれ違いのベクトル
約束の街角
零れ落ちてくる流行歌
昔に見たことのあるような景色
辿りつくのはどこの街だろう
やはり俺はクズ
何もしてない
何もやらない
ただ流れていくのを
遠巻きに見ている俺は
輝くあの娘をまともにみれない
近づけない
近づいちゃダメだ
栄光の旗が翻っている
僕には関係なさそうだ
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