欲/はじめ
夢の中でも詩をつくっている
このどうしようもない欲
とっておきの最初の一行が思い浮かんでそれを記憶に留めるのだが
夢の時間が長過ぎてすっかり忘れてしまう
とっておきの一行を夢から覚めても覚えている時もある
そういう時は納得のいく詩が書ける
まだまだ勉強不足の自分に喝を入れる
現実逃避して星のことを考える
すると星主体の詩がすらすらと出来上がる
明日は早い もう眠らないと
しかし欲が冷めない この時間は至福の時だ
次はどんな詩を書こうと僕は考える
異性の詩 自然の詩 自己の詩 色々あるけど
天秤が傾かないように均等にバランスをとりながら詩を書き進
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