「現実の世界」と「物語の世界」/相良ゆう
 
「物語の世界」においては「過去」のものとしても「未来」のものとしても、
把握できてしまうということです。


わたしたちは常に現実を誤解してしまうという状態に陥ってしまっているのです。
わたしたちは「現実の世界」に生きてるにもかかわらず、
常に「現実」を見誤ってしまうというジレンマに陥ってしまっているのです。


このジレンマが実際どのように表出してくるのか、わたしたちは常に肌で感じているはずです。
わたしたちは常に相手に自分の意志を完全には伝えられていない。
お互い常に誤解が付きまとっている。
そのように感じることが多々あるのではないでしょうか。


相手のことを理
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