空想夜/はじめ
縁で運命の相手と
「心の声」という心同士で心の中で話しができるようになる
世界は巨大な亀の甲羅の上にあり中心部に立っている
巨大な象達の上にいるのは小さな亀でその甲羅の上には天国がある
世界の中心には天国を崇拝する為に無数の仏閣やお寺があり宗教の盛んな地帯であった
それは何千年前の話で 今は廃墟と化している
天国へは死んだ者しか行けないが
選ばれし者なら尊大な目的を果たす為なら象を昇る必要がある
それは絶対に不可能なことなのだ
天国には君が神様となって待っている
夜の風は優しくそして心地良い
僕は音楽を消す
静寂がやって来る
詩を書こうかと思う
そして色々な人のことを思う
時計の針が時々僕を現実に引き戻す
僕は深い眠りにつく
夢の中でも詩のことを考えている
小説の空想がチクリと胸を刺す
夢の世界を引き摺ったまま僕は起きる
そして僕は詩を書く為にパソコンへ向かう
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