怨恨プロミネンス/ゼロスケ
寝ても醒めても真っ暗だぞ最近どうも
ぴとぴっと降りしきっている雨と雨雨
振り絞った空気には 氷酢酸の結晶が混じって
冷たいプロミネンスが心の野原を這いずり回る
ああ 明るい天窓から社会が垣間見えるようだ
三角の心 手に持ち地下世界（シャドウ）はいつでも監視するよ
128本の、針の質量を持つ情報体を脳髄へ打ち込み
眠りこけている光一族の寝首を掻き切ってやろう
おまえ すばらしいと言え 出し抜けに大きな空が脅しをかける
七つの 輝ける空が 死ね！死んで詫びろと言う
プロミネンスが低い温度で沸騰する
僕を殺そうと言うのかい
なら 僕の葬式はけして執り行わないでくれね
プロミネンスがサリリと氷っていく
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