窓際の片隅で/ウデラコウ
 
君を待ちながら眺める空は

心なしか寂しくて

致し方ない事情でも 持て余した時間に途方にくれる

時間が足りない 足りないと いつもわめいてるのに こんな時ばかり 何一つ やることはなくて

久しぶりに 青空と向き合った

やぁやぁ 元気かい?久しぶりだね
随分と柔らかい顔になったじゃないか


何を そっちこそ
もぅ暫くで君もぼんやりと霞んでしまうね
でも それが楽しみだ

高く高く
済みわたる空は 僕を見下ろして
柔らかいなどと
聞いたこともない言葉を言って聞かせた


白く浮かぶ雲に憧れて
夢中でファインダーに納めてたあの頃と

全く変
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