闇で蠢くものは、星のない夜空で発火/狩心
 
君は何してるだろう 君は今何をしているのだろう 何をしているのか ぴちぴちと とろみのあるしずくが したたっているよ うな予感がしたよ おびただしい面積で ビシャーッと広がっているよ ここから ちからが抜けていくよ 頭から歌が消えた

透き通った肌が誘惑するんだ 透き通った肌の中には海洋生物 うようよしてるよ ここから 生命を排除したら君も死ぬよ ここから何もかもがしたたっていくよ 何もかも君のせいだ 何もかも君が悪いんだ 僕は君の穴の中に入るよ

体が干乾びていくよ 強い酸性の壁で 潮の満ち引き 締めつけられて 囚われた 頭から血を流す 極上

体を大の字にして 背伸びした僕が君を破
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