夜の光/
チアーヌ
夜の光が
差し込んで
夢みたいな
恋のイメージを
連れて来ました
いろんな色の
夜の光を
見つめながら
わたしの体は
開いていきました
ただのイメージだって
わかってます
恋じゃないことも
愛じゃないことも
でもね
たぶんこんな一瞬のために
生きてる
まぶたを閉じれば
わたしはいつでも
夜の光を
思い出せるよ
そのときだけ
わたしの心はくるりと
裏返って
夜の光を
映すのです
戻る
編
削
Point
(2)