夜の光/チアーヌ
 
夜の光が
差し込んで
夢みたいな
恋のイメージを
連れて来ました

いろんな色の
夜の光を
見つめながら
わたしの体は
開いていきました

ただのイメージだって
わかってます
恋じゃないことも
愛じゃないことも
でもね

たぶんこんな一瞬のために
生きてる

まぶたを閉じれば
わたしはいつでも
夜の光を
思い出せるよ

そのときだけ
わたしの心はくるりと
裏返って
夜の光を
映すのです



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