いつだっていい/
成澤 和樹
のフリ
そういう虚像映しては 尊敬されて
見透かされてる 本物には
みんなが言うまでもなく、僕は虚像の人
どんな言葉も どんな詩も
そういう人には 舌っ足らず
ただ、もう飽きたんだ
こんなこと並べてても 裸の王様
話がなげぇな 虚像の人
実像になるように 一歩を
窓から顔出して 夜風浴びて
誰もみてねぇよ オレなんか
だからいつだって 歩きだしていい
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