この国で「生きていく」とは(随筆)/逢坂桜
 
担うのはあたりまえ、とされている。

  ・・・これが一般的だと思っていたけど。

  リストラに驚かなくなって、失業率も気にならなくなって、

  バイトやパートを頼りに大企業が回復したって、税金も保険料も右肩上がりで、

  成人が働いてこの国を支えても、国は国民に、いま以上のことをしないのかな。

  国を動かすのは政治屋さんたち。

  働いて生きるだけが精一杯なら、子供が成長しても、この国が変わってないなら、

  出生率もいつか1.0を切っちゃって、高齢者は5割強になっちゃって。

  そういう国になるのも、どうしようもないことなのかな。

  ・・・誰かだけの、なにかだけのせいにできない。

  けど、これから先のことは、いま生きている人にかかってくるはず。

  わたしになにができるだろう。

      以上、思いつくままつれづれでした。

      最後までつきあってくれて、ありがとう。

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