雲の上の世界/心愛
 
をだます僕

君は何も知らずに 微笑んでいるけど そんな顔が僕にとって苦しいこと・・・・


ねぇ 何もわからないんだよね?

君の笑顔に涙する僕

だけど 君は何も見えないんだね?

僕の 翼の色も

僕の 表情も


ぁあ・・・ いつかはこんな日がくることわかっていたんだよね

君の瞳見えたとき 僕は薄汚れた姿で

君は瞳キラキラしてて 金色の翼が妙に眩しくて

どうせまた 僕を軽蔑するんだろ?

皆 そうさ

もう慣れたけれどね・・・・



だけど君だけは あの時の笑顔と 何も変わらずに僕に微笑みかけた

僕は君の笑顔に 初めて嬉しくなった

素直な僕になれる気がした・・・

「ウソついて・・・ごめん。」


そんな僕に君はやさしい顔で

「貴方の翼 すごく綺麗だわ」

その言葉で 僕は涙した

本当は嫌われること恐かった・・・・

軽蔑されると思っていたのに・・・・


貴方の優しさに包まれた あの日の僕 変わった




そして貴方を・・・・・ 愛した。
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