「言葉の死。 - Making Words - 」/PULL.
 
甦る」。

言語がおびただしく流通し大量消費される「我々のこの時間」では、
言語を使い何かを「表現」する行為など、
もはや特別な意味など持たないのだ。



「レディー・メイド」
「ドリップ・ペインティング」
「アッサンブラージュ」
「アウシュビッツ」
「ホロコースト」



射精する。


射精する。


私はまた射精する。
あなたの体温が欲しい。
私が射精した言葉を、あなたの中で暖めて欲しい。

そして、もう一度。
私の言葉を殺して欲しい。



私は射精する。
私は射精する。
私は射精する。




私はあなたの中に
[次のページ]
戻る   Point(5)