恋のさめる音/umineko
 
恋のさめる音は
雨上がりの

透明な
あまがえるによく似てる

あれは
誤解だったのだ
私はうっすら弧を描く

虹を

さかさまにしたような
私の頬に
笑みが射す

愛されようとして
無理してた

私は
私だったのだ
 
 
 

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