モノクロームの夢の後/山崎 風雅
 

 疲れた身体を横たえて
 ひっそり眠る午後の一時
 モノクロームの夢の後
 窓辺に花が覗いてた
 ここは僕のオアシス
 すべての道に繋がる入り口
 生きてるという勲章を誇りに
 明日に向かって瞳を凝らす
 断片的に訪れるのは
 夢と希望と自由の女神
 もう、若くないんだ
 でも、白い炎は胸に潜む
 このちっぽけな炎で
 愛しいあの娘も暖めてあげたい
 春にはまだまだ遠い季節だけど
 冬の寒さにめげてはいないよ


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