文学的ハードコアによる正しい娯楽の提案/イダヅカマコト
 
際に使っている言葉の数を変えずに
なんとなく危なそうな気分だけを押し付ける
「先生たちは学校でたくさんの核弾頭に教育をする」
という短歌を載せた朝日新聞よ消えてくれ
子供たちは大統領が遊んでいいもんじゃないんだぜ。

文学的ハードコアにとって三番目に低級な遊びは
誰かの話した言葉を他の場所での言葉と重ねることさ
「俺は一歩一歩着実に陣地を広げていくぜ」という奴等は帰っていいぜ
でも帰る前にこのMarzの中で
お前らの広げていくはずの地上に30cmずつ
広がる円を書いてくれ
そして一つ一つの円の周りに3万円6万円と描いていけ
君の友達のところへこの円がたどりつくとき
俺た
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