日蓮上人と蒙古大襲来/構造
 
海よさけべ
叫ばないのなら
日蓮上人がおおいに叫ぶ

嵐よ吹け
吹かぬのなら
日蓮上人が荒れ狂う

日本第一の智者たらんと
大望をたてた男がいた
南無妙法蓮華経
禅天魔、律国賊

あまりのおお駄々をこねたので
蒙古の船はみなしずんだのだった

おぼれくるしむ姿を心で観ては
みな修羅になった

ひとりはみんなのために
皆はひとりのために
殺せ
いや、殺されるのだ
来たりたまえ仏国
あまんじて国難をうけ
われわれは侵略をよろこぶ
八幡大菩薩
侵されたまえ 犯されたまえ
日本国
戻る   Point(3)