だいありー。/終
ワと熱を帯びていく。
「莉緒〜、行くよ!」
葉子の後ろを慌てて追いかける。なんだか胸がザワザワとしている。
「莉緒?なんか顔が赤いよ?」と葉子が莉緒の様子を気にかけている。
「ん?なんだろう?風邪かなぁ。。。」なんか、寒気とかしたしな?と思っている。
葉子が、莉緒のおでこに手を当てている。
「大丈夫!お酒でも飲めば元気出るって!」と石田が二人のそばに寄って来た。
「そだね!」と葉子が賛同した。
莉緒は、なんとなくさっきの男の子を思い出していた。
なんだか、懐かしいような・・・触れられないような・・・ナニカ話してみたいナァと思ったけど、桜の方を見てみてもキャンパスの中を眺めて見てもそれらしき人影は、見当たらなかった。
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