?まだまだ初期です/歌乱亭カラス
 
 いまだ気付かぬむかつく背中


そそくさと靴を履いたら手をつなぐ バンズの僕とローファーの君


砂浜で足跡をふみ歩いてる 振り返ってはあなた微笑む


君と並ぶ 僕スニーカー古い靴 君はカツカツ ブーツの足音
(ブーツカットの折込み有)






以前詠んだ短歌122〜134からいくつか

雪の中微塵の迷いも無いように飛ぶ鳥の目は何を見ている?


残雪の汚れを隠し降り積もる 今日の白さはいつまで続く?


空の中無数の雪が続いてる 目をこらしても果ては果てない


電線にあぶなっかしく積もる雪 ドサッと落ちた ああ無常なり



[次のページ]
戻る   Point(1)