?詠み始めてから数ヶ月の短歌です/歌乱亭カラス
以前詠んだ短歌1〜21の中からいくつか。
君と僕が手をつないだ日は雪だった 真っ赤な頬でふうっと溶けた
夕暮れに川原を歩く祖父と手を今つなぐなら二度と離さぬ
雨音が優しく包む夜ならば君の淋しさ包めるだろうか
人ごみを悲哀に満ちつつさまようの 貴方の背中を一目見るまで
君のため私は髪をいたわるの その手がなでるひと時のため
そよ風のリズムに合わせて小雪舞う 冬の寒さをやわらげるように
腹減った…ジャンクフードをむさぼれば お腹のタイヤがインチアップだ!
気を許し抱かれてみたら更にはまる 年下彼氏にまたしばられる
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