日曜日の駅と/ねお
 
日曜の午前九時
小さな風と太陽の光
ホームには数人の待ち人
レールの先はどこへ
夢だったならば全て捨てて

一時間の空白
潰し方が見つからない
それでも待つと決めた
待ち時間と過ごす時間
同じ長さだなんて

いつの間にか夕闇
電車は揺れて僕の街へ
何もないけれど
僕はここで生きるよ
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