米つぶひと粒・農家の泪/百(ももと読みます)
晴れた日はお部屋で軽いコートを着てのんびりしている。麹いりのお味噌しるがいかにも美味しい。お腹のなかで細菌たちの、わぁいっていう声が聴こえてくるような気がする。
もち麦多めの雑穀米を毎日2合、食べている。雪平鍋で1合ごと炊いている。熱つめしよりも、すこし冷ましたほうがよい。腸までお届けされるでんぷんをレジスタントスターチという。お冷や美味し。
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幼き日々に覚えた魅惑の空腹感。自らのフードノイズのすくなさがより加速してゆくことを懸念して、ひとりでいても倒れないであろうメニューを考案し、実行している。
朝|雑穀米(もち麦多め):1合
麹いりお味噌しる
昼|岩塩い
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