メモ/はるな
 

朦朧としながら喉を焼かれるような、茫漠と激烈を行き来する神経、剥き出しかと思いきや硬い殻の内側に居るのだと言われ、それなら私の言葉は一体、誰に届くというんですか。「でもその殻が少しずつ薄くなっているような、そんな感じがいたします」何の話ですか?「硬い、厚い殻があなたを守っているように見えました。必要な硬さと厚さです。経験からくる強固さです。」私の経験ですか?「そうです、しかしあなたは認知していないかもしれません。」私が認知していない私の経験が私を守っている。「その通りです」私はその経験をもっと良く知らなければならないでしょうか?「遅かれ早かれ、それはやってくると考えています。」遅かれ早かれ…私
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