(531―15―4)野施行千代に八千代に/水恋鳥魚夫
 
11月4日用

(番外編41―15―4)自分にご褒美を

纏わりつくスパン糸の様に
纏わりつくフィラメント糸の様に

時にクモの糸の様に人を貶める
非救済の糸が下りて来る

こう言われたらクモもはた迷惑、無関係だーとトンボが怒る
ナマズだってカエルだって生きているんだ幸せなんだ 合掌

面白くない自身の過去に決別して
人類はその時誕生の瞬間から自分にご褒美を与えていた

(本文)なし



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