昔はよかった、ほんとによかった、峻別されるほど口をきわめ、言葉が無意味なくらい研がれていたとしても/竜門勇気
 

昔はよかった、ほんとによかった、峻別されるほど口をきわめ、言葉が無意味なくらい研がれていたとしても
昔はよかった、ほんとによかった、峻別されるほど口をきわめ、言葉が無意味なくらい研がれていたとしても
誰が傷ついていてもどうでもいいんだ
自分の傷のほうが痛いだろもうどうでもいいんだ

ほんと昔はよかった、ほんとによかった、峻別されるほど口をきわめ、言葉が無意味なくらい研がれていたとしても
いつのまにか邪魔者だものな
昔はよかった、ほんとによかった、峻別されるほど口をきわめ、言葉が無意味なくらい研がれていたとしても
傷がついたことなんてどうでもいいもんな
傷が何を起こすなんてどうでもいいものな
昔はよかった、ほんとによかった、峻別されるほど口をきわめ、言葉が無意味なくらい研がれていたとしても
傷なんてどうでもいいもんな
痛みなんて苦しみなんて
どうでもいいもんな
人の口の中なんてわからない


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