メモ/はるな
言葉が溶け合って呼吸するような文章(世界)のことを美しいと思います。
空間を飾るような文章。言葉は本質であるかもしれないけれど、文章は額縁である方が好ましいとも。
でももう社会はそれを許容しないのかな、曖昧であることを、曖昧である、というそれだけの意味のまま引きずり出して、金型を作ろうとしているな。型を増やして増やして増やした果てに、これだけたくさんの種類があるんだからどれか選べないわけないじゃないですかって感じ。
わたしは、型にはまるのが嫌いじゃないですが、かといって上手にハマっていられるかというとそうでもないので、ずっと居心地は悪いです。だからときどき身体や心が出かけて行って、良い風
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