お紅茶野郎/こんにちは!みんです
不定期にお紅茶が実家から送られてくる。それは、「お紅茶」と呼びたくなるシロモノなのだ。50パック250円の紅茶ではなくて、ティーバッグだけどフレーバー的なラストノート的な芳醇な香りのする、綺麗な紙に1つずつ違うデザインの個包装がされている感じのものだ。
私が基本的に信用していない人物があるとき「自炊をしない人っていうのはね、お湯を沸かすことさえ面倒くさがるんですよ。だから、カップラーメンより冷凍食品のほうがありがたいッス」と差し入れに文句つけていたが、私もその件に関しては完全同意なので、いただいたお紅茶にはあまり手をつけることがなかった。4年前に毎朝飲むつもりで買った100パックの紅茶さえま
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