「クレクレ星人が師走に想うこと2」/ジム・プリマス
 
 財務省を中心とする緊縮財政派の役人や、議員や、学者や、財界人や、新自由主義者たち、マスコミが、押しすすめようとしていることは、日本という国の「文化」「国土」「資本」の破壊だ。
 話が長くなるのを避けるために、今日は日本の「文化」を中心に話をしようと思う
 積極財政派の議員が国債を発行すればいいとか、国債の六十年償還ルールのことについてふれると、緊縮財政派が口にするのは「国債の信任が・・・」という決め言葉だ。
 国債の信任というのは、世界から見た日本という国の信任そのものだとすれば、それは日本人が大切に長年、培ってきた日本の「文化」もその要素の一つと言えるだろう、いま日本ではその「文化」が絶
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