チャイコフスキー「白鳥の湖」/日比津 開
 
何度観ても飽きない
バレエ団、プリマ・バレリーナ、演出
振付、舞台装置、衣装が違えば
また違った楽しみ方ができる
  
はじめて「白鳥の湖」を観たのは
大学生のときだった
ソビエト(ロシア)のボリショイ・バレエに
好きだった短大生の女の子を誘った
それまでバレエには何の興味もなかったのに
彼女をデートに誘いたいばかりに
高額なチケットを無理して買った

残念なことに、彼女にはすぐ振られたが
世界最高峰のバレエを観たことが
その後の人生を大きく変えることになった

ジークフリート王子の成人を祝うワルツ
オデットの美しくしなやか幻想的な踊り
オディールのきびきびし
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