とりとめもなく書く、ネット詩のこと/atsuchan69
 
 ネット詩は、紙の詩人たちに読まれる必要などなく、また誰一人として人間に読まれる必要もない。

 こうした無意味とも思われるヘンテコで怪しげな詩の創作は、書いている本人が全く気づいていないところで、【DNA】が来るべき未来に向けて書かせているフシがある。

 おそらく数年くらい後に、たとえば組織においては管理職が要らなくなるのと同様に、さまざまな情報を人へ伝える仕事についても、それらに従事している関係者はほとんど要らなくなるのだ。もちろん紙の詩人など風前の灯だ。

 というのは、冗談‥‥ではない。

 もうすでに始まっているのだが、スマート家電によって人間たちの暮らしは激変するだろ
[次のページ]
戻る   Point(5)