パンケーキ/
水宮うみ
残酷に思える詩と、優しさを感じる詩が、僕にはあって、
僕は優しい詩が好きだ。
戦闘機より、パンケーキが出てくる詩を読んで、楽しい気持ちになりたい。
怒りや悲しみを、表現しないと駄目なときがあるとは思う。
だけど、僕が吐き出すまでもなく、世界は怒りや悲しみで溢れている。
だから僕は、優しい楽しい詩を書いて、
みんなの笑う顔がみたいな。
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