真の考察/りゅうさん
 
十代の僕は自問した。客観的・普遍的・絶対的真理は存するか。
そして答えた。無い、あるのは主観的・個別的・相対的真理のみである。
のちに数学の世界には前者が普通にあることを知って切なく思った。



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