クラブマリノス/草野大悟2
薄暗い姉達の部屋で、僕はズボンとパンツを脱がされ、ただぼんやりと立っていた。
「いーい、健太はおちんちんの病気だから、今から先生達が診察してあげるからね。じっとしてるのよ、判った?」
「うん」
「それじゃ患者さん、そのベッドの上に寝て下さい」
上の姉に言われるままにベッドに横になった。三人の姉達は、代わるがわるおちんちんを引っ張ったり、しごいたりして診察してくれた。
病気なんだ、死ぬかもしれない、そう思うと涙が溢れてきた。
「あら、この子泣き出しちゃった」
真ん中の姉が可笑しそうに言った。
「大丈夫よ、もうすぐ診察終わりますからね」
上の姉が優しい声で
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