文系の為の数学講座 第四回/
 

さて、前々回から引き続き、文系の為の数学講座です。
やっと一対一対応の具体例が出て来た所で、少し飛躍してみます。

前回、集合 () てのを出しましたね。覚えてますか?
ある集合の要素が、他の集合に全部含まれれば、でかいわけです。
例えば、集合 () の要素は、集合 () に全て含まれてるから
 () ⊂ ()
となるわけです。これって、同じ要素を一対一対応させてるわけですよね。

少しだけ、使える記号を増やしておきます。

A ∪ B って記号は、左の集合 A と右の集合 B
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