以上、はじめのほうの四点は、初出朝日新聞静岡地方面柳壇。
1980年代半ばの作。18〜19歳くらいのころ。
3作目は岡田有希子ネタ(知らなかったら検索してみ)。
今もまあまあいいと思えるのは1作目のみ。
しかしそれとてありきたり。
「聖(ひじり)にもなれず獣(けだもの)にもなれず」
という先行作があることを選者に指摘された。
最後のひとつは、当時没ったもののうち
今思い出せる唯一のもの。我ながら、駄作だ。
なぜこんな駄作を今更さらすのかって、なぜだろう。
川柳に熱中しまくった私の十代終わりの1年間を、
無駄にしたと思っているからかもしれないし、
無題にしたくないと思っているからかもしれない。