camicaje/ピッピ
 


西部劇の中でひとりの侍だ


笑おうか均しちまった哀しみに


8cmCD飛んだ夏休み


握るのはゴミとティッシュの合いの子の


クリームソーダ皮膚の厚さどれくらい


泣かしたらそれで満足すべり台


友情は愛想笑いで途切れさす


時計溶ける真面目な君の目の前で


誰かさんをバカと言い換えた悲しくなかった


突風はキャメラ片手の道の上


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