つれづれと俳句/
朧月夜
三が日いつもとは違う道を辿ろうと
お節もなくただお寿司だけ買って来たる
父と酔いわたしも酔って三が日
悲しいと一言言えぬ年の明け
白鳥の鳴いて過ぎゆき朝涼し
忘れられ二度目の死を迎える冬
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