つれづれと俳句/朧月夜
 
思い出を遠くに越えて曼殊沙華

ふり帰る道もなくまた秋に落つ

秋遍路憧れという迷い路に

馬肥ゆる秋とは言えど痩身にて

夢見がち秋の蝶に明日を追い

めくるめく思いを秋明菊に寄せる

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