つれづれと俳句/
朧月夜
流れ星今年はひとつも見ずにいて
秋の田や国道沿いに実る穂に
雁の鳴く屋根の上には目をやりて
月の雨雲隠れせず晴れていよ
雨の月かんかん照りで名に負わず
鈴虫に願いをかけて夜を過ごす
戻る
編
削
Point
(1)