自由律俳句 2023/03/08/秋葉竹
 




今朝は風の音で起きた



国道のガードレールが雨で洗われている



桃色の傘をまわしてビル街を歩く



汚れたこころも洗顔したいけど



小指を立ててロックで飲む癖忘れられない



雨に濡れて透けたブラ、見てる?



痛みを感じる絶望、引き剥がしたい



罪だけがオレを酔わす暗黒の街



じぶんより大事な人に出逢えた誇り



見上げた夜空に満面の笑み



正直になれないままでは死ねない










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