自由律俳句 2022.02.03(木)/田中恭平
 

銀河のでたらめも受けいれる

目覚めよろしく冷えもここちよい

ねぎ味噌汁ありがたくいただきます、妻よ

朝から困ってしまって創作に逃避する

卑下することをやめる じぶん大切にする

妻がちょこちょこ動いているのを見るのが好き

朝の支度おえて妻の愚痴聞くばかり

体を使えるだけ使いこなす 汗

破れた服をまるめて捨てた

念仏のようにくりかえす暮らし お月さま


 
 
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