交錯/
瑠音
時間軸のずれを考慮すると
君と私がすれ違うのは当然で
そうじゃないんだよと呟いたって
変わらないことはいくつもあった
止まらない日付のことを考えると
隣にいた時間が嘘になりそうで怖くなる
駆け抜ける絶望
それなら簡単にぶち壊す方法が欲しいのだ
君のことを好きでいる時間は
幸せと 不安と 中途半端がせめぎあう
甘く 淡く 痛い時間
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