川のほとり/
吉岡ペペロ
ひとりしだれ柳のした
足をぶらぶら濃い珈琲
近づいてきたら
口あけるしかないじゃない
屋上で手すりにつかまって
楽しい歌を歌ったら
町は石で出来すぎていて
自転車挟んでふたり歩いていた
一年中クリスマス
世界はふたりのためにみたい
ひとりしだれ柳のした
足をぶらぶら濃い珈琲
近づいてきたら
口あけるしかないじゃない
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